プログレ好きのクラシック奏者がマジにやると本当にヤバい。原曲に勝るエモーションがジャケットからも伝わります。
60年代～70年代のプログレ曲に決まって使われていた楽器がメロトロン。ドラマチックな展開に欠かせない荘厳なストリングスの音色をこの鍵盤楽器一つで出せたのは画期的でした。でも今聴くとメロトロンはメロトロンで、ストリングスには出せない作り物感が魅力的だったことに気づきます。話はこのクァルテットに戻りますが、プログレ好きのヴァイオリン、チェロ奏者なら演らずにはいられない曲のオンパレードを本当に気持ち良さそうに演奏してます。これはこれでアリです。
